どもる人、つまり吃音患者が経験する一番大変なことは就職活動かもしれません。
就職はある意味、人生を左右しますから非常に重要なことです。
就職のためには面接をクリアする必要があります。
これは経験したことがある人であれば、想像に難くないと思いますが、本当に緊張します。
吃音症状は、精神的な面が大きく影響及ぼしますので、面接のような緊張する状況では、
思っていることを充分に伝えられなかったり、話すことが困難になることも考えられます。
どのように面接に臨むことができるでしょうか。
自分の吃音症状を過度に意識していると、その意識が不必要な緊張を生み、余計に症状を悪化させかねません。
吃音ではない人でも、面接の緊張ゆえに、どもったり、言葉が出てこなかったり ということが見られます。
自分だけが特異ではないと、吃音症状の事は意識に入れずに面接に臨みましょう。
吃音の要因となる、精神的な緊張をほぐし、コントロールできるよう、面接の受け答えの練習をしましょう。
家族や友人に協力してもらい、あらかじめ面接で聞かれるような内容についてリハーサルをしておくことができます。
本番の時にいかにリラックスして臨めるか、多くはこれにかかっています。
吃音患者は就職先を探すにあたっても、選択の幅が狭まってしまいます。
人と接する職種や、人前で話すことが必要な仕事、たとえば、営業や接客等はおのずと選択肢には含まれなくなるでしょう。
吃音であっても、特に大きな影響がないような職種や会社を探すことも大切なことです。
今では、吃音に関する社会の認識も高まって来ました。
しかし、そのような会社を見つけるのは難しいものです。
だからといって、吃音症状のゆえに、就職をあきらめたりしないようにしましょう。
吃音に人生を振り回されるのは癪なことです。
やりたい事や、目標を達成できるよう努力してチャレンジする気持ちが
吃音 克服する一番の動機付けとなると思います。
